読書ログ掲載済み。左上の家アイコンからたどれます。

 その昔、「形から入る」というのが大嫌いだった。中身が伴わない外形なんて格好悪いと思っていたのだ。

 しかし、考えてみれば、物事のはじまりなんてどっちにしろ中身は入ってないのだ。それは努力して身につけていかなければならないものだ。その努力をやりやすい環境は何か?というと「形」であったりするのだ。

 それに、(自分を含む)普通の人は、中身相応の形だったら形に応じた中身で満足してしまうような気がする。それなら、中身よりちょっといい形を備えて、それにふさわしい中身を備えるように努力するようにした方がずっといい。

 今でも「中身が伴わないで形だけ」というのはあまり褒められたものじゃないと思っているが、それを理由に形をバカにするのは視野が狭いとも思う。自分も少しは進歩したのかなとも思うが、これを「進歩」と言い放つのはやや気恥ずかしいきもする。

時間の使い方。

2003年6月27日
 時間の使い方は下手だ。これは自覚している。

 この日記だと相当本を読んでいるように見えるが、これは「こういうときとこういうときは読書をする」と決めているからだ。それが通勤の電車とか日常的に不可避的に生じる時間だから時間がとれるだけなのだ。

 むしろ、やらなければならないことを優先順位を付けて行動計画を立て、それに沿ってきちんと行動して、限られた時間で最大のパーフォーマンスを得るのが「時間の使い方がうまい」ということなのだと思う。それができない。何が出来ないって、目の前にやらなきゃならないことがぶら下がっているのに取りかかれないのがいかんのだよなあ。

 集中力が足りなくて仕事がはかどらないという愚痴を言う暇があったら、仕事以外の時間には仕事の時間に集中できるような工夫をしなければいけない。それだけの話なんだよな。
 DocomoのN504isを買って携帯でもメールを受けられるようにしたのだが、このアドレスはデフォルトのアドレスのままにしてある。これがSPAM対策なのか、やたらに長い。当然意味のないアルファベットと数字の羅列なので、覚えるのはまず無理だ。

 自分ではそんなに不便だとは感じていないのだが、困るのはアドレスを相手に教えるときだ。結局自分が相手のアドレスにメールをうつことになるのだけれど、相手のアドレスもわかりにくいアドレスだとこれがまた一苦労である。

 SPAMよけもいろいろと大変なのだよなあ。
 いや、読んだんじゃありません。売り切れてたのを見ただけで。

 このシリーズは児童文学なので、もともとそんなに難しい英語が使われているわけではないし、「読んでみようかな?」という向きにはうってつけの本だとも言える。でも、どんどん厚くなってきているのが玉に瑕。第一作(Harry Potter and the Philosopher’s Stone --- 意地でも Sorcerer’s Stone なんて書きませんとも)は丁度いい分量だったんだけどね。

 ちなみに、今度の第五作は、売り切れていたので厚さは確かめられなかった。第四作ほど分厚くなってないことを期待したい。

 ところで、ハリポタは、原作、日本語訳、映画と三つのメディアが並行して走っているので、あれ、これはどこまで行ってるんだっけ?というのが曖昧になることがある。ちゃんと把握しているからどうということでもないんだけど。

 そうだ、第2作のDVDを買わなくちゃ(いつ見るのだという突っ込みは遠慮して頂く方向で)。

眠い。

2003年6月24日
 最近なんだかとっても眠い。今日も夜になってあくびばっかりしてた。こういう日はさっさと寝るに限る。

 一時期夜寝る前に七面倒くさい本を読むということをしていたが、最近そういう必要が全くないので嬉しい。いや、疲れやすくなっているのを悲しむべきなのかもしれないが。

「御開帳」読了。

2003年6月23日
 読書ログ掲載済み。

 インターネットの功罪はいろいろあるが、その要素として匿名性を落とすわけにはいかないだろう。いわれのない誹謗中傷を呼ぶこともあるけれど、匿名性の壁の裏で本音を吐くこともできる。エロ話なんかもインターネットで吐ける本音の範疇に入るのではないかと思う。

 実際にはしゃべれないことを往復書簡に仮託することによって、生の感情の鬱屈を多少なりとも解放するというのがこの本のコンセプトなら、それはインターネットの中である程度行われるようになっているというべきだろう。他にも選択肢がある場合、内容で勝負となるわけだけれど、正直、この本は分が悪いんじゃないかな。

パソコンの罠。

2003年6月22日
 今日は長距離移動の予定があり、行き帰りで文章書きをやろうと思っていたのだが、ノートパソコンを充電するのを忘れていた。今朝起きてからちょっと充電してみたが、行きの行程が終わる直前で電池切れ。仕方なく帰りは紙に文章を書いた。これは後でパソコンで打たないといけないから二度手間だ。

 今やパソコン無しでは文章書きなんてできない身体になってしまったのだが、この道具に頼りすぎるのも問題なのかも知れない。少なくとも、スクリーンに整然と並んでいく文字だけが文章だというわけじゃないことはちゃんと認識しておかないといけないなと思う。もっと文章をメタにとらえる必要がありそう。
 東京は無茶苦茶暑くなった。当然真夏日である。紫外線もがんがん出てたんだろうな。うむ。

 昔夏休みには図書館によく行っていた。図書館には冷房があったからだ。しかしそこで一生懸命勉強をしていたかというと全然そういうことはなくて、面白そうな雑誌とかの方に目がいっていたのだ。夏休みが終わりに近づくにつれてそういう雑誌に惹かれていくものだった。

 こういう性癖は、今でも本質的には変わらないようだ。やれやれ。

 ところで、暑くても発汗できればそれほど辛くはない。女性だとそうはいかないだろうが、幸いなことに男なので化粧崩れの心配とかがないのはありがたい。

 夕涼み よくぞ男に生まれけり
 ※「方法序説」の読書ログは掲載済み。

 最近ハードカバーの本を買うことが多く、読んでないハードカバーが3冊溜まってしまった。「シルマリルの物語」、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」、「アースシーの風」である。

 判型が小さい本ならハードカバーでも持ち歩いて読むことができるのだが、「シルマリルの物語」などはかなりでかいのであまり持ち歩きたくない。特に旅行の時は移動している時間が長いので、荷物はなるべく少なくしたい。で、電車の中が読書時間の自分にとっては大変扱いにくい本になるのだ。

 こういう本だけでも家で読もうかとも思うのだが、そうなると電車の中で何を読む?という話になってしまう。同時に複数の本を読むのは避けてきたのだが、この際仕方がないかなあ。

「方法序説」読了。

2003年6月19日
 酔っぱらってて読書ログを書けるような状態ではないので、読書ログはきっと明日。

 久しぶりに酒を飲んだ。ずいぶんと無理に働かされていた知人を慰労するつもりで一緒に飯を食ったのだが、あんまり慰労する感じにならなかった。反省。アイリッシュ・パブでフィッシュアンドチップスを肴にギネスを1パイント飲んだ後、韓国料理屋ですだちサワーを飲みながら焼肉を適当につついたのだが、それほど飲んでいないにも関わらずそこそこ酔っぱらった。経済的な体質である(笑)

 帰りの電車でも「方法序説」を呼んでいたのだが、案に相違して酔っぱらった頭にもそこそこ入ってきた。いや、入ったつもりになっているだけなのかも知れないが(笑)

予期せぬ展開。

2003年6月18日
 今日職場に行く途中に同僚と偶然会って、電車の中で仕事の話をしていた。当然その間は本を読めないわけで、その分損をした感じである。いや、損なんて言っちゃいけないわけだけど。

 仕事的には会議をこなして終わった一日。会議ってどうしてこう疲れるんだろう?
 読書ログ掲載済み。大いに溜飲を下げた(笑)(14日の日記参照)。

 蒸し暑くなってくると、スーツが恨めしくなってくる。間の悪いことに職場の空調が故障中で、その上部品が特殊なものだから、当分修理される見込みがないとなれば尚更である。こういうときには、女性はノースリーブでも問題のないのが羨ましく感じる。

 肩の出るワンピースを着ている女性に「涼しそうでいいねえ」という話をしたら、「motokaさんも着てくればいいのに」と言われた。確かにその通りかも知れないが、本当に着てきたら首のあたりが涼しくなりそうで怖い(笑)

片づかない。

2003年6月16日
 ここのところ机の周辺を片づけているのだが、一向に片づかない。丁度仕事の変わり目でいい機会なのだが、生来の片づけ下手なのが災いしてちっともうまく行かないのである。

 実を言うと、買って読んでない本も読み終わった本も無造作に積み上げられているだけなんだよなあ。この辺もなんとかしなくちゃいかんのだが、なかなか気合いが入らない。これはいっそ引っ越しして強制的にリセットかけるしかないのか?

それぞれの15日。

2003年6月15日
 父の日である。お父さんの為にプレゼントを買った人もいれば、プレゼントをもらって喜んだお父さんもいたに違いない。

 阪神はサヨナラ勝ち。甲子園は大騒ぎだったろう。

 福田正博引退試合。幸福な時間はあっという間に過ぎていく。

 ル・マン24時間。黙々と走り続ける。まさにendurance. チェッカーフラッグの栄光は一台だけでも、走り通した充実感が何より大きな報償。

 自分には、特になにも無かった日曜日。
 ※「世界のレンズ」の読書ログは掲載済み。

 年間50冊程度しか読まなくとも、ハズレの本を掴むことはある。ハズレの本は、最初の10ページぐらいで大抵「しまった、こりゃハズレだよ」と感じるし、その後で「なんだ、そうでもなかったな」ということはほとんど無い。

 ではそういう本はどうするか。自分の場合、小言を聞き流すのと同じような対応をとる。つまり、脳みその活性度を下げて、情報をさーっと流すようにするのだ。真剣に聞いたって腹が立つだけなら、聞き流せばよいという理屈。後でたっぷり読書ログで溜飲を下げれば良い。

 ところで、今までの最大のハズレは「捨てる!技術」だった。アレよりひどいのにはまだ会ったことがないが、正直あそこまでひどいハズレにはもう会いたくないとも思う。
 読書ログはたぶん明日ぐらいに掲載。

 目薬と眼鏡ふきを買おうと思って、ドラッグストアに入った。なかなか見つからなくて店内をぐるぐる回ったのだが、最後には望みのものを見つけてレジに持っていった。

 おや?と思ったのは、レジのあるカウンターの下の棚にコンドームがおいてあったことだ。そういえば、確かに店内をぐるぐる回った時には目にした覚えがなかった。

 ある商品をレジの近くに置くのには二つの理由が考えられる。一つはその商品が万引きされやすいということだ。レジのそばに置いておけば、万引きを抑止できるわけだ。自分としては、避妊する為のものを万引きなんかするなよとは思うのだが、中学生や高校生が制服のままではさすがに買いにくいので万引きするのかなとも思う(今日日の中高生はそんなことないか?)。

 もう一つの理由は、その商品が「何かのついでに買う」性質のものであるということだ。コンビニのレジ脇に置いてあるちょっとしたお菓子はこれに当たる。コンドームがこれに当たるとはあまり思えないのだが、最近はそうでもないのかも。

 たぶん前者なんだろうなとは思うが、いい年をした大人(まあ、大学生以上)がコンドームを買うのに恥ずかしがることはないだろうから、結果的に「制服の中高生」という仮定がクローズアップされる。万引きの被害が深刻なら店を責めるわけにもいかないが、この年頃ならゴムが無くてもやることはやっちゃうと思うので、かえってまずいことになるような気がする。

 最近あんまりコンドームの自販機をみかけないけど、「煙草の自販機の代わりにコンドームの自販機を運動」があったら署名の一つぐらいしてもよい気分である(笑)

梅雨入り。

2003年6月12日
 関東も梅雨入り。紫陽花が綺麗に咲いている。

 さすがに歩きながら読書ということはほとんど無いので、雨の季節が読書に影響を与えることはない。むしろ、雨の日に窓際に座って雨が降るのを見るのは好きなので、部屋の中にいることの多くなるこの時期の方が読書に向いているとすら言える。

 もっとも、部屋の中で読書することはあんまりないんだけど(笑)

 近年空梅雨が多いような気がするが、今年はどうだろう。旱魃の無いように、洪水のないようにということでお願いしたい。

肩こり。

2003年6月11日
 最近肩こりがひどくて、仕事に集中できない。同じことをやるのにもだらだらとやってしまう。デッドラインが近くなってくると効率も上がるのだが、余裕があると肩こりの方が気になってしまう。

 かといって、敢えてデッドライン前に仕事を持っていくだけの度胸もないのだ。弱ったものである。

 趣味の本を読むのにはあまり肩こりは気にならないんだけどねえ。

時の記念日。

2003年6月10日
 今日は時の記念日である。

 時、というと客観的な意味での時間、たとえば秒針の動きや砂時計の砂が落ちる様や変わっていくデジタル時計の数字というものを真っ先に連想するが、そういった「測定可能な時間」をそれぞれの人がどう把握しているかという「主観的な時間」の方がずっと重要だ。どれだけ時間があってもそれを活かせないのではなんの意味もない。

 かといって、他ならぬ人間に24時間を全部活かせといっても無理な話だ。たとえば、24時間ずっと本を読んでいられるかというとそういうわけにはいかない。「眠るのは無駄だ。しかし眠らずに起きているのはもっと無駄だ」というわけだ。

 経験的に言うと、瞬間最大値を上げることよりも持続可能な出力をあげる方が結果的な効率はあがるような気がする。瞬間最大値を上げるのに意味がないとは言わないけれど、自分としては巡航速度を上げる努力をしていきたい。

 ところで、6月は唯一祝日のない月なので、何か祝日を、という意見があるみたいですが、時の記念日なんていいんじゃないかと思うんですが。どうでしょうか。

集中力。

2003年6月9日
 今日は疲れていたせいか、仕事の能率が上がらなかった。こういうことではいけないと思うのだが、集中が続かないのだ。今日の問題ではなくて、だんだんと集中を持続させるのが難しくなってきているのかもしれない。そういう前提で仕事の段取りをつけた方がよいのかも。

 本を読むのにはまだそれなりに集中することができているけれど、これがうまく行かなくなったらかなりショックだな。

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