「英仏百年戦争」のログは、きっと明日にでも掲載。読んで楽しく、為になる本だった。今年のベスト5に入るかも。

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 今日読み始めたのは、「シルマリルの物語」。長い間気になっていた本だった。指輪物語が実写映画化されて、トールキンの本が書店の平台に並んだ時、初版の訳(黒いハードカバーの上下巻)も見かけたのだが、買うには至らなかった。

 今年の春、第二版の訳になって書店に並んだのを買ってきた。ずっと積ん読だった。一旦読み始めたらかなりかかりきりになってしまうので、なかなか手を付けられなかったのだ。

 多分、この本を読み終わる頃に今年は終わるだろう。今年が暮れる前に、今年の読書の総括をやってみるかな。
 中学高校と歴史は大嫌いで、大学受験も歴史は外して受けた。その延長で、大学に入ってからも西洋史や東洋史はやってない。

 歴史が嫌いだったのは、無味乾燥な記憶科目にしか過ぎなかったからだ。記憶科目といえば、英語だってそうなのだが、そっちにはまだ「読めるようになる喜び」というものがあった。歴史にはそれすらなかった。

 しかし、最近は結構歴史の本を読んでいる。ヨーロッパ中世史のものが多いが、かなり面白い。なぜこれが学校ではつまらなかったのか?それはダイジェスト版でしか教える暇がないからだと思う。

 たとえば世界史は、ネアンデルタール人からベルリンの壁崩壊までやるわけで(最近はもっと後までやるんかな)、必然的に駆け足になる。背景の説明をしている暇なんかない。1789年にバスチーユ牢獄が急襲されたのは覚えても、理想に輝きながら混乱の極みに達したパリ・コンミューンの解説をしている暇はない。それで試験をやるとどうなるかというと「記憶のテスト」にしかならないわけだ。

 歴史を早い時期に学ばなかったのは、自分にとってはハンディになっている。こういう歴史嫌いが増えるのは社会にとっても損失だと思う。なんとかならんのかなあと思うが、なんともならないんだろうな。

知らない街で。

2003年12月7日
 知らない街を歩く。

 知らない街にもやっぱり人は住んでいていて、知らない人と挨拶を交わして生きている。自分が知らなくても、人は生きているのだ。

 帰ってきて思う。自分も知らない街に住んでいる知らない人と同じようにこの街に住んでいるのだと。

 夜空にちりばめられた星のように、ひっそりと輝く無数の「知らない人」達がみな幸せであることを、今夜は誰に祈ろうか。

「燃料電池」読了。

2003年12月6日
 明日は早起きして遠出するので(またかい)、読書ログは明日以降。

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 活字になったものにはそれなりの説得力があるようだ。しかし、もちろん実際に正しいことが書かれていることも多いのだけれど、そうでないことも多い。自分の文章が活字になったことを考えてみると、活字になったものが全て正しいなんて言えないのはとても良く分かる。

 結局、正しいか正しくないかは自分で調べて納得する他はない。

 「新聞報道ですから真偽のほどは別として」というのは、実はジョークでもなんでもなかったりする。いっちゃあ何だけれど、「新聞」を「東スポ」に変えたらよく分かるでしょう?(笑)

駄目な一日。

2003年12月5日
 仕事場にいる時間の割に仕事が捗っていないのは、集中力の問題。嫌な仕事を先延ばしにすると余計にイヤになるのは分かっていても、取りあえず先延ばしにしてしまうのは大変よろしくない。

 ここが踏ん張りどころだ。ファイト。

 ところで、「星の巡礼」のログは掲載済み。

捨てるもの。

2003年12月4日
 必要なものを捨ててしまって往生することはあまり無いが、要らないものを捨てないために要らないものが溜まってしまって往生するのはいつものことだ。もっと捨てなくちゃいかんよね。

 変なプライドとか。

 怠け心とか。

 僻み根性とか。

 いや、こいつらは捨てたいと思ってるんだけどさあ。

「星の巡礼」読了。

2003年12月3日
 「お遍路入門」のログを漸く掲載。

 ログを書くのにずいぶんと長くかかってしまった。何を書くか迷うべきところはあまり無かったのだけれど、時間が取れなかったのだ。いや、時間がないなんて言い訳してちゃダメなんだよな。

 「星の巡礼」のログもさっさと書こう。ただ、こいつはちょっと難物かも。
 今日は仕事が忙しかった。体調も今ひとつだったので、疲れた。

 深夜に帰宅して、熱いお茶を入れておにぎりを食べた。

 いつものことではあるけれど、あるいはいつものことであるからこそ、ほっとする。

 「心の声を聞いて歩け」。聞こえない時にはどうするのだろうとつぶやいてみる。

ばたばたなその後。

2003年12月1日
予定通りばたばたした(笑)

この旅行中、本を持っては行ったのだが、ほとんど読んでいない。帰りの飛行機の中でも仕事で読まなければいけないものを読んでいた。まあ、こういうことになってしまったのも自業自得なんだけれど。

旅行中の非日常の時間にはいろんなことを考えるものだ。旅行が終わって日常に戻ってしまうとすっかり忘れてしまうのが大変よろしくないけれど。

ばたばたする。

2003年11月30日
旅行中でばたばたしている。移動時間が長い割りには他のことをしていたのが良くないよな。明日もばたばたする予定。

忘れ物

2003年11月29日
昨日読みかけの本を職場に置き忘れてしまったので、今日は外出中もぼーっとしていた。もちろん新しい本を読めば良いだけのことなんだけれど、趣味の本を同時並行で読むのはなんとなく美しくないので。

帰り際に職場によって本を回収。明日・明後日の遠出で読み終わる予定。でも、「お遍路入門」のログはまだ。やれやれ。

仕事モードの続き。

2003年11月28日
 今日も仕事モード。しかも体調悪化気味。やめてくれ。

 といいつつ、どうにか形にはなった。しかし、集中力が落ちているなあ。どうにかしなくちゃ。

仕事モード。

2003年11月27日
 仕事が相当てんぱっていて、しっちゃかめっちゃか。こうなることは分かっているのだから、事前にどうにかしておけばいいものだが、たとえば原稿だと締め切りが近づかないと書き出さないかのごとくで、どうにもならんものなのだ。

 まあ、まだ本を読む余裕はあるからな。今日は新しく5冊本を買ってきたところである。きっとこのうち何冊かは来年回しになることだろう。
 読書ログは明日にでも。

 今日は久しぶりに酒を飲んだ。といっても、大した量は飲んでいない。すぐ酔ってしまうのであまり飲まないのだ、そもそも。

 取りあえずちょっと幸せな気分。

 明日からまた頑張ろう。

とぎれ気味。

2003年11月25日
 「毎日書いていることだけが取り柄」っぽい日記なのだが、日曜月曜と途切れてしまっている。

 何をしていたというわけでもなく、単に気力が萎えているというだけなのだが、なおのこと一層始末が悪いとも言える。

 街はすっかりクリスマス態勢。異教徒の神様の誕生日がそんなに目出度いのかよおめでてーな、と毒の一つも吐きそうになるのは、心に余裕が無いからだろう。

 それでも本は読んでいる。「活字の海に寝ころんで」の読書ログも掲載済み。

 こういうネガティブ気分のときには、運動でもして気分転換するに限る。そういやそろそろスキーの計画も立てたい時期ではあるな。

本を買う。

2003年11月22日
 本をどこで買うか。

 普通は書店で買う。しかし、目的意識がはっきりしていて本を買うということはあまりない。本屋によるとつい手をのばしてしまうという方が現実に合っている。本が溜まるわけである。

 この本が欲しい、というときには注文をする。英語のペーパーバックは大体注文して買うことになる。昔は三省堂とか書泉とかで買っていたわけだが、目当ての本がなかなか置いてなかったので、定期的に通う必要があった。それに比べればかなりの進歩である。

 古本屋に行くこともある。しかし、食指が動く本にはなかなかお目にかからない。

 結果的に、「書店に行って衝動買い」というのが一番多いような気がする。良いのか悪いのか。
 読書ログは週末に書く予定。

 椎名誠が岩波新書というのはかなり場違いな雰囲気ではあるが、なんのことはない、岩波の出版物に連載したものが主だからということのようだ。新調社とか角川書店だったら確実に文庫になるんだろうけれど、岩波文庫にこれが入ってしまったら場違いどころの話では無くなってしまうので、新書として出したということなのだろう。

 まあ、楽しく愉快に読めました。

Beaujolais Nouveau

2003年11月20日
 今年のボジョレ・ヌーボーは非常に出来がよいらしい。昼間西武デパートの地下でも気合いの入った売り方をしていた。試飲用のちっちゃなカップできゅっと飲んでみたのだが、確かに出来がよさそうな感じはした。とはいえ、今年はパリでは死人がでる程の熱波がフランスを襲ったからこそのこの出来、ということらしいので、ボジョレの赤い色には血の色が混じっているような気がしないでもない。

 基本的にボジョレ・ヌーボーなんてのは、季節ものであって、言ってみればひな祭りの白酒みたいなもんなんだから、有り難がって飲むようなもんじゃないのだけれどね。

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 電車の中で本を読んでいる人は結構多い。自分もその一人だ。しかし、ドイツ語の本を辞書引きながら読んでいる人が居て、かなりびっくりだった。

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 積ん読の本がかなり減ってきた。後4冊である。そろそろ本の買い出しに行くか。あるいは図書館に行ってみるのが良いのかも知れないが。

懺悔。

2003年11月18日
 今読んでいるのは椎名誠の本なのだけれど、うっかり「大麻所持で捕まったんだよな」と思っていました。すいません。捕まったのは中島らもさんの方です。

 大麻をやったことがあるわけではないので、現実にどれぐらい害があるのか良く分からない部分はあるのだが(社会に対する害悪ということでは煙草の方が大きいという研究もあるらしい)、この手の薬物は、たとえ合法な国においてでも試してみるつもりにはならない。自分の趣味は(読書以外でも)頭で考えることが必要だからだ。そういう楽しみをリスクに晒すのは引き合わない気がしてならないのである。

 むしろ、自分としては、煙草は大麻より害があるんだったら煙草の方を取り締まれと声を大にして言いたい(笑)。
 思ったより早く読み終わった。

 この本に関してはいろいろと言いたいこともあるのだが、それは読書ログに書くことにしよう。まだ書いてないけれど。

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 東京は急に寒くなってきた。風邪引きにはつらい気候である。今日もさっさと寝ることにしよう。

 

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