昨日日記を書いた後でザ・ホワイトハウス2を見た。今日は仕事で早起きしなければなかったので、早く眠りたかったのだが、最後まで見てしまった。

 スタックハウス上院議員が、法案修正の時間をつくるために法案の採決を延ばそうと議事妨害演説をする。議事謀議演説は立ったまま喋り続けなければならないというのがルールなので、78歳のスタックハウス上院議員にとって8時間を超えて議事妨害演説を続けるのは命を賭した行為である。しかし、それが自閉症の孫のためだと知った大統領スタッフたちが、規則の抜け穴を使って彼を助けようとする。スタックハウスが質問を受け入れれば、質問の間休むことができるのだ。スタッフ達は、孫をもつ上院議員からはじめて片っ端から協力を依頼する。そして、次々に質問に立つ上院議員たちのおかげで、法案の採決は延期された。

 議事妨害演説は、最長時間の記録がギネス・ブックの項目になっているぐらいだから、良かれ悪しかれアメリカ政治の一つの特徴になっているのだろう。ドラマの中では、演説の中身は料理のレシピだったりトランプゲームのルールだったりしているから、外から見たらかなり変に見えるわけだが、日本の国会の牛歩戦術だって外からみたらかなり変に見えるに違いない。

 しかし、こういうテイストのドラマって日本じゃ作れないのかねえ。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索