昔々のことだが、ケストナーの「飛ぶ教室」が大好きだったことがある。特に、主人公の少年が夜の町をみてそこにいる様々な人々のことに思いを馳せる場面が印象に残っている。

 今も時々、この世にはとても多くの人々が生きていることを思い、そして自分が他ならぬ今生きていることの不思議を感じる。

 このように考えるのが昔読んだ本のせいだとしたら、本を読むことは思ったよりも自分の人生に影響与えていることになるのだろうな。今日はそんなことを考えた。

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