期待はずれの小説。

2004年1月20日
 アガサ・クリスティと言えばミステリィの女王である。彼女が作者として上がっていれば、本格推理小説だろうと期待するわけだ。しかし、アガサ・クリスティには別の筆名で発表した小説があって、それはなんということもないホーム・ドラマなんだそうである。その本がいろんな事情でアガサ・クリスティ名義で発表されることになったらしく、ミステリィを期待したのに最後の最後まで殺人も窃盗も起こらないまま終わる「アガサ・クリスティ」があるんだそうだ。

 さて、オースン・スコット・カードと言えばSFなのだけれど……いや、そう断ずるにはまだ早い。とはいえ、250ページ読んだのにまだSFにならないってのはどうよ。

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