図書館の功罪。

2003年8月24日
 たまたまテレビで、「今の図書館はけしからん。同じ本を20冊も買っている。これをみんなが読むから本が売れないのだ」と言っている人がいた。

 でもさあ、図書館で借りる人は図書館に無かったら買う人だと思っているのかな。図書館で借りる人は一回読めば十分だと思うから買う気がしないのだとは思わないのかな。何度も読み返したい、手元に置いておきたい、そういう気にさせる本を書けないのは自分の力量が足りないせいだとは思わないのかな。

 図書館が買わなくなったらどうなるかというと、図書館の買う20冊分が売れなくなるだけだという気がする。そう思いませんか?

※「神聖ローマ帝国」の読書ログは掲載済み。

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