他人の文章を読むことについて
2003年2月5日本を読むのが趣味だから、他人の文章を読むのはお茶の子さいさいかというと、決してそうではない。
実は、世の中に存在する文章の大部分は悪文なのである。活字になったものは、編集者というフィルターがかかっているだけあって、まだしも読みやすいものが多いのだが、素人が書き散らしたものには読みにくいものが多い。こういった悪文を読むには独特のスキルが必要なのだ。
スキルというより、慣れ・耐性と言った方がいいのかもしれない。泥水をがぶがぶ飲んでも下痢をしないだけの丈夫な胃腸に比せられるような。そういった耐性なしに素人の悪文を読まされると、砂混じりの御飯を口に含まされたようなもので、飲み込もうとしても飲み込めない状態に追い込まれてしまうこと請け合いである。
小学校の読書感想文以来、長い文章を書いたことがない人が多いから仕方ないのかも知れないが、分かり易い文章を書くスキルは、挨拶や礼儀のように心がけの問題だと思うので、是非とも身につけて頂きたいと思う。
とはいえ、自分自身が「素人の悪文」をこうしてまき散らしているわけだし、そういったものの巣窟---Web日記---を読みあさっているのも自分なわけで。あまり言い過ぎると唇寒いよな(笑)
(追記)今日のBGMはボレロ。手元にあるのはシャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団である。そういや、「威風堂々」って持ってたつもりだったんだけど持ってなかったみたいなので、買いに行かなくては。
実は、世の中に存在する文章の大部分は悪文なのである。活字になったものは、編集者というフィルターがかかっているだけあって、まだしも読みやすいものが多いのだが、素人が書き散らしたものには読みにくいものが多い。こういった悪文を読むには独特のスキルが必要なのだ。
スキルというより、慣れ・耐性と言った方がいいのかもしれない。泥水をがぶがぶ飲んでも下痢をしないだけの丈夫な胃腸に比せられるような。そういった耐性なしに素人の悪文を読まされると、砂混じりの御飯を口に含まされたようなもので、飲み込もうとしても飲み込めない状態に追い込まれてしまうこと請け合いである。
小学校の読書感想文以来、長い文章を書いたことがない人が多いから仕方ないのかも知れないが、分かり易い文章を書くスキルは、挨拶や礼儀のように心がけの問題だと思うので、是非とも身につけて頂きたいと思う。
とはいえ、自分自身が「素人の悪文」をこうしてまき散らしているわけだし、そういったものの巣窟---Web日記---を読みあさっているのも自分なわけで。あまり言い過ぎると唇寒いよな(笑)
(追記)今日のBGMはボレロ。手元にあるのはシャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団である。そういや、「威風堂々」って持ってたつもりだったんだけど持ってなかったみたいなので、買いに行かなくては。
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