日記のありよう・2

2003年1月7日
面白い日記とは何か。

普通の人の普通の日記はあまり面白くない。こういう言い方をすると身も蓋もないけれど、やはり事実である。ニュースの原則(犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛むとニュースになる)は、ここでも生きている。

普通の人の特殊な日記はどうか。これはそれなりに読者を集める。えっち日記はこの範疇に属する。ただ、性的表現はもはやインターネット上では特殊ではなくなっているので、えっち日記の訴求力にも陰りが出てきていると言えよう(あるいは、もともとえっちな本ぐらいの訴求力しか持ってなかったのかも知れない)。独創的なえっち日記って、独創的なエロ本と同じぐらいに希有なのだよね。

特殊な人の特殊な日記がもしあれば、これは相当に人気を集めるだろう。浜崎あゆみが性体験を赤裸々に綴る日記とか(笑) しかし、そういうものはインターネットでタダでばらまかれることはないのが現実だ。

特殊な人の普通の日記は、それなりだろう。小泉首相が「今日の朝ご飯は○○だった」などという日記を書いても超人気とはいくまいが、それなり読む人もいるのではないかと思う。

普通の人の自分としては、もし面白い日記を書こうとしたら、幾分でも特殊な日記を書かないといけないということになる。しかし、特殊な日記を書き続けるのもかなりな労力なわけで、おいそれと続くものではない。

というわけで、この日記は当分面白くなりそうもありませんが、よろしく(笑)

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