読書ログは明日掲載予定。

ニュースは出来事を表面的に報じるに過ぎず、その背後にあるさまざまなものを伝えてはくれない。「背後のもの」を伝えようとしたら、そこには必ず価値評価が入ってしまうから、「中立」を旨とする報道機関(*1)はそれを伝えるのに躊躇するのかもしれない。

背景を全部知れ、とはとても言えないし、自分にもそんなことは出来ないのだが、「報道の裏側には報道されなかったもっと何か別のものがある可能性」は常に意識しておきたいと思う。

(*1)報道が中立だというのはフィクションに過ぎない。例えば、新聞の再販売価格の設定を禁止するべきかどうかについて、これを禁止すべきだという意見(これはこの問題を審議した政府の委員会ではかなり有力だった)を新聞その他のメディアで見た人はいないだろう。


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