覆うもの
2002年11月18日相変わらず Harry Potter and the Goblet of Fire を読んでいる。ようやく「炎のゴブレット」が出てきたところ。
読んでいたら「マフラー」という単語が出てきた。首に巻くあれなんだけれど、この元になった動詞の muffle は「音を小さくするために布で覆う」という意味のようだ。この「覆う」という意味から派生して「襟巻き」の意味になり、「音を小さくする」という意味から派生して「(車・バイクの)消音器」という意味になったわけである。
ところで、耳を覆うやつは「イヤー・マッフル」と言うような気がするのだが、こっちは「マッフル」と促音が入る。同じ単語でも日本語になるときに違ってしまったわけで、これは日本語として区別するためにわざとそうしたのだろう。英語はどっちかというと長音とか促音を意識しない言語なので(英語が母国語の人は「通り(とおり)」と「鳥(とり)」と「鳥居(とりい)」の区別がつき難いんだそうだ)、マフルもマッフルも同じように聞こえると思うのだが。
読んでいたら「マフラー」という単語が出てきた。首に巻くあれなんだけれど、この元になった動詞の muffle は「音を小さくするために布で覆う」という意味のようだ。この「覆う」という意味から派生して「襟巻き」の意味になり、「音を小さくする」という意味から派生して「(車・バイクの)消音器」という意味になったわけである。
ところで、耳を覆うやつは「イヤー・マッフル」と言うような気がするのだが、こっちは「マッフル」と促音が入る。同じ単語でも日本語になるときに違ってしまったわけで、これは日本語として区別するためにわざとそうしたのだろう。英語はどっちかというと長音とか促音を意識しない言語なので(英語が母国語の人は「通り(とおり)」と「鳥(とり)」と「鳥居(とりい)」の区別がつき難いんだそうだ)、マフルもマッフルも同じように聞こえると思うのだが。
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