"Harry Potter and the Goblet of Fire" を粛々と読んでいる。

さて、このシリーズの中には「クイディッチ」というスポーツがある。これは魔法使いが空飛ぶ箒に乗って行うゲームなのだが、この巻では「クイディッチのワールドカップ」というのが出てくる。サッカーのワールドカップと同じような扱われ方をしているのだが、おそらくこれはイギリスにおけるサッカーの人気(特にこの本が対象にしていると思われる子供の中でのそれ)を反映しているものなのだろう。自分もサッカーを好きなので、いい大人がどちらが勝つかを熱心に語り合うシーンには思わずにんまりしてしまった。

ところで、サッカーの世界ではアイルランド代表のシンボルカラーは緑なのだが、クイディッチのアイルランド代表のシンボルカラーも緑みたいだ。それと、サッカーの強国(イタリア、ブラジル、ドイツあたり)はクイディッチではそんなに強くないらしく、決勝がブルガリア対アイルランドというサッカー的には「そんなに弱いというわけではないけれど決勝まで残るとしたらそれ自身驚天動地の事態である」チームであるあたり、著者のスタンスが垣間見えてなんとなく面白い。

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