「コンピュータユーザのための著作権&法律ガイド」読了。
2002年11月8日読書ログは左上の家アイコンから。
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著作権法は、法律の中でも最近頻繁に変わっている分野である。もともとこの著作権法というのは、絵とか小説とか彫刻とかそういうものを対象にしていたのだけれど、コンピュータがこの世にのさばり始めてからというもの、プログラムを著作権で保護することから始まって、著作物のデジタルデータ化と共に複製が技術的に飛躍的に簡便・高品質になったのを受けてさまざまな規定が整備されたり(貸与権や送信可能化権の創設、私的録音・録画補償制度の創設など)、現代的な著作物の利用形態に合わせるために権利のあり方を見直したりなど、様々な改正が加えられている。
ある意味で、コンピュータが与えるインパクトを正面から受けているとも言えるが、いつのときでも「著作権者の保護と公正な利用の調整」という著作権法の目的に変わるところはない。この法目的を字面によってではなく体感することが著作権法を学ぶということだと思う。言うは易く、行うは難し、だけれど。
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著作権法は、法律の中でも最近頻繁に変わっている分野である。もともとこの著作権法というのは、絵とか小説とか彫刻とかそういうものを対象にしていたのだけれど、コンピュータがこの世にのさばり始めてからというもの、プログラムを著作権で保護することから始まって、著作物のデジタルデータ化と共に複製が技術的に飛躍的に簡便・高品質になったのを受けてさまざまな規定が整備されたり(貸与権や送信可能化権の創設、私的録音・録画補償制度の創設など)、現代的な著作物の利用形態に合わせるために権利のあり方を見直したりなど、様々な改正が加えられている。
ある意味で、コンピュータが与えるインパクトを正面から受けているとも言えるが、いつのときでも「著作権者の保護と公正な利用の調整」という著作権法の目的に変わるところはない。この法目的を字面によってではなく体感することが著作権法を学ぶということだと思う。言うは易く、行うは難し、だけれど。
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